今日のリスニング問題
駅で忘れ物に気づき、スタッフへ相談窓口の場所を尋ねています。
次の英文は、日本語でどんな意味でしょう?
Where is the lost and found?
忘れ物窓口はどこですか?
※この記事では答え合わせ用に訳も掲載しています。
動画では先に英語を聞いて意味を考えてみてください。
- 荷物用ロッカーはどこですか?
- 忘れ物窓口はどこですか?
- 出口はどこですか?
正解は、2です!
lost and foundを一つのまとまりとして捉えるのがポイントです。
ここでは、拾得物などを取り扱う場所を指しています。
lost and foundは「忘れ物窓口」
lost and found
遺失物取扱所・忘れ物窓口
公共施設などで、なくした物が届けられ保管される場所を表す言葉です。
Cambridge Dictionaryでは米語の表現として掲載され、英国での対応表現にlost property officeが示されています。
Cambridge Dictionary:lost-and-found
lostとfoundを一語ずつ見て「なくした、そして見つけた」とだけ訳すと、
場所を指していることが分かりにくくなります。今回は窓口の名称としてまとめて覚えましょう。
辞書ではlost-and-foundのようにハイフン付きで掲載されることもあります。
問題文ではlost and foundと表記しています。
Where is ~?で場所を尋ねる
Where is ~?
~はどこですか?
場所が分からないときに使う基本の形です。
Excuse me. Where is the lost and found?
すみません。忘れ物窓口はどこですか?
最初にExcuse me.を添えると、スタッフへ声をかけるところから言えます。
今回の質問は窓口の場所を尋ねています。
物が届いているかや、誰の物かまではまだ確認していません。
窓口で続けて説明する準備もしておきましょう。
lost property officeという表現もある
Where is the lost property office?
遺失物取扱所はどこですか?
英国ではlost property officeという表現も使われます。
Cambridge Dictionary:lost property office
意味を理解しておくと、案内表示を読むときにも役立ちます。
実際の窓口名は施設によって異なるので、現地の表示も確認しましょう。
| 表現 | 辞書で示される主な地域 | 今回の意味 |
|---|---|---|
| lost and found | 米国 | 忘れ物窓口 |
| lost property office | 英国 | 遺失物取扱所 |
どちらか一方だけが世界中で使われるわけではありません。
地域による呼び方の違いとして覚えておくと便利です。
なくした物を短く伝える
バッグが見つからない
I lost my bag.
バッグをなくしました。
財布をなくした
I lost my wallet.
財布をなくしました。
電車に置き忘れた場所が分かる
I left my bag on the train.
電車にバッグを置き忘れました。
lostは「なくした」、leftはここでは「置き忘れた」という意味です。
どこでなくしたか分からない場合と、置いてきた場所に心当たりがある場合で、状況に合う説明をしましょう。
置き忘れたかもしれない
I think I left my umbrella on the train.
電車に傘を置き忘れたと思います。
I thinkを付けると、確信がないことも伝えられます。
色・大きさなどの特徴を説明する
スタッフに物の特徴を聞かれたら、短い文で答えられます。
What does it look like?
どんな見た目ですか?
It’s a small black bag.
小さな黒いバッグです。
It has a red strap.
赤いストラップが付いています。
There’s a blue notebook inside.
中に青いノートが入っています。
色、大きさ、目印、中身など、自分の物について分かることを伝える練習です。
実際に確認される内容や受け取りの手順は、施設の案内に従ってください。
駅での短い会話
次は忘れ物窓口の場所を尋ねたあと、そこで状況を伝える練習用の会話です。
実在する駅の案内ではありません。
窓口の場所を尋ねる
Traveler: Excuse me. Where is the lost and found?
旅行者:すみません。忘れ物窓口はどこですか?
Staff: It’s next to the information desk.
スタッフ:案内カウンターの隣です。
Traveler: Thank you.
旅行者:ありがとうございます。
窓口で事情を説明する
Traveler: I think I left my bag on the train.
旅行者:電車にバッグを置き忘れたと思います。
Staff: What does it look like?
スタッフ:どんな見た目ですか?
Traveler: It’s a small black bag with a red strap.
旅行者:赤いストラップが付いた、小さな黒いバッグです。
Staff: When did you last see it?
スタッフ:最後に見たのはいつですか?
Traveler: About an hour ago.
旅行者:約1時間前です。
この会話は、相談を始めるための例です。忘れ物がすでに窓口へ届いていることや、
すぐに返却されることを保証していません。
荷物預かりやロッカーとは違う
忘れ物窓口は、なくした物について相談する場所です。
観光中に自分の荷物を預けるサービスとは分けて考えましょう。
Where is the lost and found?
忘れ物窓口はどこですか?
Are there any luggage lockers here?
ここに荷物用ロッカーはありますか?
前者はなくした物の相談、後者は荷物を入れる設備の確認です。
luggageという単語が出てくるからといって、同じ用途とは限りません。
相手の案内で聞きたい表現
next to the information desk
案内カウンターの隣
near the main entrance
正面入口の近く
Please ask at the information desk.
案内カウンターでお尋ねください。
駅や施設によっては、専用窓口ではなく案内カウンターなどで相談する場合もあります。
今回の質問をしたあと、案内された場所や問い合わせ方法を確認しましょう。
リスニングのポイント
Where is / the lost and found?
忘れ物窓口はどこですか?
最初のWhere isで「場所を尋ねている」と捉え、後半を「忘れ物窓口」というまとまりとして聞きます。
andが前後の単語と続いて聞こえる場合もあるので、一語ずつ区切った音だけに頼らず文全体で練習しましょう。
復習問題
1. lost and foundは何を指す?
答え:忘れ物や拾得物を取り扱う場所です。
2. 英国で使われる表現に変えてみよう
Where is the lost property office?
遺失物取扱所はどこですか?
3. 置き忘れた場所を伝えてみよう
I left my bag on the train.
電車にバッグを置き忘れました。
英文を隠して、日本語から言えるか試してみてください。
今日のひとこと
Where is the lost and found?
忘れ物窓口はどこですか?
駅でスタッフに声をかける場面を思い浮かべ、3回声に出してみましょう。
次にI lost my bag.やIt’s a small black bag.も言えると、相談の最初の一歩につながります。
問い合わせ先・保管状況・受け取り方法は施設や交通機関によって異なります。
実際には、利用した交通機関や施設の公式案内・スタッフの説明を確認してください。
駅での関連表現は「この電車は中央駅に停まりますか?」で、
場所を尋ねる形は「どこで支払えばいいですか?」でも復習できます。
