スーツケースを持っていたり、ベビーカーを押していたりすると、
建物の入口に段差があるか気になることがあります。
段差を使わずに入れる入口を探したいとき、英語ではどう聞けるでしょうか。
今回は「step-free」という言葉に注目した3択問題です。
「free」を知っている方も、単語を組み合わせた全体の意味を考えてみてください。
英語リスニング問題
観光施設の入口で、スタッフに次のように尋ねています。
Is there a step-free entrance?
最も近い日本語の意味を選んでください。
- 入場料が無料の入口はありますか?
- 入口まで何段の階段がありますか?
- 段差のない入口はありますか?
正解と日本語訳
正解は3「段差のない入口はありますか?」です。
Is there a step-free entrance?
段差のない入口はありますか?
今回尋ねているのは、段差を使わずに入れる入口があるかどうかです。
無料で入場できるか、階段が何段あるかを聞いているのではありません。
意味をつかむ3つのポイント
Is there …? は「〜はありますか?」
「Is there +単数名詞 …?」は、物や場所があるかを確かめる形です。
今回も、希望する条件の入口があるかを聞いています。
Is there another entrance?
別の入口はありますか?
入口の有無を尋ねる質問と、場所を尋ねる質問を分けて覚えると使いやすくなります。
step-free は「段差のない」
「step-free」は、段差がないことを表す形容詞です。
「step-free entrance」で「段差のない入口」になります。
Cambridge Dictionaryのstep-freeの説明でも、段差のないことを表す語として確認できます。
「free」だけを見ると無料を思い浮かべるかもしれませんが、今回の「step-free」は料金の話ではありません。
意味を一語ずつ切り離さず、「step-free」というまとまりで覚えてみましょう。
階段や段差を避けたいとき、スーツケース、ベビーカー、車いすなどと一緒に移動する場面でも役立つ表現です。
entrance は「入口」
「entrance」は、建物や施設に入る場所を表す言葉です。
今回知りたいのは、段差のない入口の有無です。
「exit」は出口なので、表示を読むときも区別してみましょう。
Where is the entrance?
入口はどこですか?
Where is the exit?
出口はどこですか?
ほかの選択肢が違う理由
1「入場料が無料の入口はありますか?」は、料金についての質問です。
「step-free」は段差の有無を表すので、無料という意味にはなりません。
2「入口まで何段の階段がありますか?」は、段数を確認する質問です。
今回の「Is there …?」は数を聞く形ではなく、条件に合う入口があるかを確かめています。
聞き取りでは「free」だけで判断せず、その前の「step」まで含めて理解するのがポイントです。
場所を続けて聞きたいとき
段差のない入口があると分かったら、どこにあるかを尋ねられます。
Where is the step-free entrance?
段差のない入口はどこですか?
最初の問題文は「あるかどうか」、こちらは「どこか」を確認しています。
方向の案内では、例えば次の表現が使われます。
It’s on the other side of the building.
建物の反対側にあります。
This way, please.
こちらへどうぞ。
これらは学習用の例文です。
実在の施設の入口や経路を案内するものではありません。
入口での短い会話例
以下は、段差のない別の入口がある架空の施設を想定した学習用の会話です。
Visitor: Is there a step-free entrance?
来場者:段差のない入口はありますか?
Staff: Yes. It’s on the other side of the building.
スタッフ:はい。建物の反対側にあります。
Visitor: Could you show me the way?
来場者:道を教えてもらえますか?
Staff: Of course. This way, please.
スタッフ:もちろんです。こちらへどうぞ。
「Could you show me the way?」を続けると、行き方を案内してほしいと頼めます。
長い説明が聞き取れない場合にも、自分が必要としている案内を短く伝える練習になります。
入口の先も確認したい場合
「段差のない入口」があるという情報だけで、
目的の場所までのすべての経路や、ほかの設備の条件まで分かるわけではありません。
目的の場所まで段差を使わずに行けるかを尋ねたいなら、次のように具体的にできます。
Can I get to the exhibition without using stairs?
階段を使わずに展示会場へ行けますか?
入口、館内の行き先、利用する設備を分けて確認すると、案内を受け取りやすくなります。
実際の経路や設備の利用状況は、その施設の案内で確認してください。
聞き取りと復習のポイント
Is there / a step-free entrance?
ありますか / 段差のない入口は
この二つのかたまりで読んでみましょう。
「Is there」で有無の確認、「step-free entrance」で何を探しているかが分かります。
音声教材を使う場合は、文字を見ずに聞き、意味を確認したあとでまねしてみてください。
「step-free」のつづりと音を結び付け、ひとまとまりで聞く練習にしましょう。
Is there a step-free entrance?
段差のない入口はありますか?
最後に英文を隠し、施設のスタッフに入口の条件を尋ねる場面を想像して言ってみましょう。
慣れたら「Where is the step-free entrance?(段差のない入口はどこですか?)」も併せて復習してみてください。
