宿泊中のホテルで飲み物や食事を利用して、その場で払う代わりに部屋付けにできるか確認したい。
そんなときに使えるのが今回の表現です。
「charge」を見て「充電」を思い浮かべた方も、場面と後ろの言葉に注目してみてください。
まずは3択問題に挑戦しましょう。
英語リスニング問題
あなたは宿泊しているホテルのカフェで、飲み物の代金についてスタッフに尋ねています。
Can I charge this to my room?
最も近い日本語の意味を選んでください。
- これを部屋まで届けてもらえますか?
- この代金を部屋付けにできますか?
- 部屋でこれを充電してもいいですか?
正解と日本語訳
正解は2「この代金を部屋付けにできますか?」です。
Can I charge this to my room?
この代金を部屋付けにできますか?
「部屋付け」とは、利用代金を宿泊している部屋の勘定に付けてもらうことです。
今回の英文では、その方法で扱ってもらえるかを確認しています。
無料にしてほしいという意味ではありません。
また、この一文だけでは最終的な支払い時期や方法までは決まりません。
実際の精算方法はホテルの案内で確認しましょう。
英文を3つのポイントで理解しよう
Can I …? は「〜できますか?」という確認
「Can I +動詞の原形 …?」は、自分が何かをできるか、してよいかを尋ねる形です。
今回なら、代金を部屋付けにする支払いの扱いが可能かを聞いています。
Can I pay here?
ここで支払えますか?
Can I pay by card?
カードで支払えますか?
同じ「Can I」でも、続く動詞によって確認したい内容が変わります。
charge は、ここでは「代金を付ける」
「charge」には、料金を請求する、充電するなど複数の意味があります。
今回の会計の場面では、代金を指定した勘定に付ける意味です。
「charge A to B」で、Aの代金をBに付けるというまとまりとして覚えてみましょう。
今回の「this」は、直前に利用した飲み物の代金を指しています。
Can I charge the drinks to my room?
飲み物の代金を部屋付けにできますか?
このように「this」を「the drinks」に替えると、何の代金かを言葉でも具体的にできます。
to my room は「自分の部屋の勘定に」
ここでは「to my room」が、代金を付ける先を示しています。
飲み物そのものを部屋へ運ぶという意味ではありません。
「charge this to my room」を一つのまとまりで捉えると、
単語をばらばらに訳すより意味が分かりやすくなります。
ほかの選択肢が違う理由
1「これを部屋まで届けてもらえますか?」は、物を届けてもらう依頼です。
今回の英文は会計についての確認で、配達は頼んでいません。
3「部屋でこれを充電してもいいですか?」は、機器への充電についての質問です。
「charge」に充電の意味があるのは確かですが、今回の場面や「to my room」との組み合わせには合いません。
知っている単語が聞こえたときも、最初に思い付いた意味だけで決めず、
前後の言葉と状況を一緒に考えてみてください。
充電を尋ねる文と比べてみよう
Can I charge my phone in my room?
部屋でスマートフォンを充電してもいいですか?
こちらは「my phone」という機器を充電し、「in my room」がその場所を表しています。
一方、今回の問題は次の文です。
Can I charge this to my room?
この代金を部屋付けにできますか?
「charge」の対象と、「in」「to」の後ろがどうつながるかを比べてみましょう。
前置詞だけで機械的に決めるのではなく、文全体で何をしているかを理解するのがポイントです。
スタッフとの短い会話例
以下は、部屋付けに対応している架空のホテルを想定した学習用の会話です。
Guest: Can I charge this to my room?
宿泊客:この代金を部屋付けにできますか?
Staff: Certainly. What’s your room number?
スタッフ:かしこまりました。お部屋番号は何番ですか?
Guest: Room 508.
宿泊客:508号室です。
Staff: Could you sign here, please?
スタッフ:こちらに署名していただけますか?
Guest: Of course.
宿泊客:はい。
この例では、部屋番号を伝え、署名を求められています。
実際に必要な確認や手続きはホテルによって異なります。
部屋付けできる店舗・サービスの範囲も、その場で確認してください。
その場で支払う必要があるか確認するには
Do I need to pay now?
今支払う必要がありますか?
この質問は、今支払う必要があるかを確認するものです。
部屋付けそのものを希望する今回の英文とは、尋ねている内容が異なります。
部屋付けできないと言われた場合、別の支払い方法を聞くこともできます。
Can I pay by card instead?
代わりにカードで支払えますか?
「instead」は「代わりに」です。
部屋付けの可否を確認したあと、その場の案内に合わせて会話を続けられます。
聞き取りと復習のポイント
Can I / charge this / to my room?
できますか / この代金を付けることが / 自分の部屋の勘定に
この3つのかたまりを意識して読んでみましょう。
「charge」だけを聞いて充電だと決めず、「to my room」まで聞くことが今回のポイントです。
音声教材を使う場合は、最初に文字を見ずに聞き、英文と意味を確認してから声に出してみてください。
次に英文を隠し、ホテルのカフェで会計方法を確認する場面を想像して言ってみましょう。
Can I charge this to my room?
この代金を部屋付けにできますか?
慣れたら「Can I charge the drinks to my room?(飲み物の代金を部屋付けにできますか?)」にも替えて、
具体的な利用内容で練習してみてください。
