「英語を話そうとすると、頭の中で日本語を英訳してしまう…」
「会話になると文が作れなくて止まってしまう」
「聞こえた英語を“一度日本語にして理解”してしまう」
これは英語学習者の95%がぶつかる悩みです。
しかし、英語がスラスラ話せる・聞ける人は英語を“英語のまま”理解しています。
この状態こそが “英語脳(English brain)”。
英語脳は才能ではありません。
正しいトレーニングを積めば、誰でも身につきます。
この記事では、初心者でも今日からできる
日本語で考えないためのトレーニング方法 を徹底解説します。
- そもそも「英語脳」とは?
- なぜ初心者は“日本語で考えてしまう”のか?
- ① 日本語と英語の語順がまったく違うから
- ② 単語を“日本語訳”で覚えているから
- ③ アウトプット量が少なすぎる
- 結論:英語脳は“トレーニング”で作れる
- 【ステップ1】“英語の語順”で理解する練習
- トレーニング①:意味を“前から”取る
- トレーニング②:音読で語順のまま口に出す
- 【ステップ2】“英語を英語のまま”理解する練習
- トレーニング③:単語を“イメージ”で覚える
- トレーニング④:英語字幕 × 短い動画
- 【ステップ3】“英語のまま話す”トレーニング
- トレーニング⑤:瞬間英作文
- トレーニング⑥:シャドーイング
- トレーニング⑦:つぶやき英語
- 英語脳ができる人の“習慣”とは?
- ■ 今日からできる「英語脳トレーニング」1日10分メニュー
- まとめ:英語脳は“トレーニング”で必ず作れる
そもそも「英語脳」とは?
英語脳とは、
英語 → 英語 で理解する
英語 → 即アウトプット
日本語を経由しない
という状態のこと。
たとえば、“apple” を聞いたときに
❌ 「リンゴ → 赤い → 果物」ではなく
⭕ そのまま「apple(イメージ)」として理解する状態です。
英語脳ができると…
- 会話のテンポが速くなる
- 聞き取れる量が増える
- 単語が勝手に口から出てくる
- 英会話のストレスが激減する
というメリットがあります。
なぜ初心者は“日本語で考えてしまう”のか?
理由は3つあります
① 日本語と英語の語順がまったく違うから
英語:I bought a new bag yesterday.
日本語:私は昨日、新しいバッグを買った。
語順が真逆なので、日本語脳のままでは理解が追いつきません。
② 単語を“日本語訳”で覚えているから
例:get=手に入れる
でも実際には get には「到着する」「状態になる」「理解する」など、意味が多い。
「1単語=日本語訳」で覚えると、英語を英語で理解できなくなります。
③ アウトプット量が少なすぎる
「頭の中で英訳 → 文を作る」という作業は、
アウトプット不足だといつまでも高速化しません。
結論:英語脳は“トレーニング”で作れる
英語脳は、次の3つを繰り返すことで育ちます。
1. 英語の語順で理解する
2. 英語を英語のままインプットする
3. 口を動かしてアウトプットする
これらを意識して練習するだけで、
日本語を介さず英語で理解する脳に変わっていきます。
ここからは具体的なトレーニング方法を紹介します。
【ステップ1】“英語の語順”で理解する練習
日本語脳を英語脳に切り替える第一歩は「英語は前から理解する」 ことです。
トレーニング①:意味を“前から”取る
英文:I saw a dog running in the park.
日本語脳:私は / 見た / 犬を / 走っている / 公園で
英語脳:私は見た → 犬を → 走ってる → 公園で
前から理解するクセをつけます。
ポイント
- 主語・動詞を最優先で理解
- 修飾部分は後回しでOK
- 完璧に訳さなくていい
トレーニング②:音読で語順のまま口に出す
音読は英語脳作りに最強です。
声に出すと、英語の語順・リズムがそのまま脳に入るため、
“英語のまま”理解できるようになります。
1日5分でOK。
【ステップ2】“英語を英語のまま”理解する練習
英語脳には、イメージで捉えるトレーニングが必要です。
トレーニング③:単語を“イメージ”で覚える
例:run
❌ 走る
⭕ 走る・動く・機能する・管理する(幅広いイメージ)
例:get
❌ 手に入れる
⭕ なる・到着する・理解する(状況を捉える)
英語の単語は1対1で訳さず、
イメージで覚えるほうが英語脳に近づきます。
トレーニング④:英語字幕 × 短い動画
英語字幕は、
「聞く → 読む → 理解する → 口に出す」
という英語脳に必要なステップが一気にできる最強ツール。
おすすめ👇
・Netflix(30秒リピート)
・YouTube(英語学習チャンネル)
・海外アニメ(Peppa Pigなど)
【ステップ3】“英語のまま話す”トレーニング
英語脳は実際に口を動かすことで完成します。
トレーニング⑤:瞬間英作文
日本語 → 英語を高速で変換する練習。
例:「私は朝ごはんを食べました」
→ I ate breakfast.
3秒以内に口に出すのがポイント。
トレーニング⑥:シャドーイング
英語音声を聞きながら、そのまま口で真似する。
リスニング力もスピーキング力も同時に伸びる最強トレーニング。
トレーニング⑦:つぶやき英語
日常の行動を英語でつぶやく習慣。
例
I’m ready.
I’m leaving now.
That’s nice.
日本語で考える時間をなくすのに効果絶大。
英語脳ができる人の“習慣”とは?
英語脳の人はこんな習慣があります👇
✔ 英語に毎日5分触れる
✔ 英語を英語のまま理解しようとする
✔ まずはシンプルな表現で話す
✔ できた部分に意識を向ける
✔ “完璧”より“継続”を優先する
逆に、伸びない人は…
・長文を和訳しようとする
・文法ばかりに意識
・英語を使わない
・「わからない=無理」と思う
これらはすべて日本語脳の原因です。
■ 今日からできる「英語脳トレーニング」1日10分メニュー
3分:瞬間英作文
短い文10個でOK。
3分:英語字幕で短い動画
Netflixの30秒ループなど。
3分:音読 or シャドーイング
繰り返すほど英語がクリアになる。
1分:つぶやき英語
生活の中で1句だけ英語にする。
まとめ:英語脳は“トレーニング”で必ず作れる
英語脳は才能ではありません。
正しい手順を踏むだけで、誰でも手に入ります。
英語脳の3ステップ
- 英語の語順で理解する
- 英語を英語でインプット
- 英語のまま話す
これを毎日少しずつ続けるだけで、半年後には「日本語で考えない感覚」が自然に身につきます。
英語脳ができれば、聞ける・話せる・理解できるが一気に加速。
あなたの英語学習は、今日からさらに伸びます。
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