リスニング力を確実に伸ばす具体トレーニング
英語を勉強している多くの人が、同じ悩みを持っています。
「英語が聞き取れない」
単語や文法は理解できるのに、ネイティブの英語を聞くと急に分からなくなる。
・スピードが速すぎる
・単語がつながって聞こえる
・知っている単語なのに聞き取れない
このような経験をしたことがある人は多いでしょう。
しかし実は、英語が聞き取れないのは「才能」や「耳の良さ」の問題ではありません。
ほとんどの場合、正しいトレーニング手順を知らないだけなのです。
この記事では、
・聞き取れない英語が聞こえない理由
・英語が聞こえるようになる仕組み
・聞こえない英語を聞こえる英語に変える手順
・初心者でもできる具体的な練習法
について、詳しく解説します。
なぜ英語は聞き取れないのか
まず理解しておきたいことがあります。
英語が聞き取れない理由は主に4つあります。
① 音を知らない
英語は日本語と音の構造が大きく違います。
例えば次のような単語です。
water
better
little
ネイティブはこのように発音します。
ワラー
ベラー
リロゥ
日本人がイメージする発音とは全く違います。
つまり、
音を知らない単語は聞こえない
のです。
② 音がつながる
英語は単語ごとに発音されません。
例えば次の文です。
What are you doing?
ネイティブの発音は
ワラユードゥーイン
のようになります。
単語の境界が消えてしまうのです。
③ 音が消える
英語は音が省略されます。
例えば
next day
ネクストデイではなく
ネックスデイ
のように聞こえます。
④ 脳が処理できない
英語を聞くとき、脳は次の処理をしています。
音を聞く
↓
単語を認識
↓
文として理解
↓
意味理解
この処理速度が追いつかないと、英語は聞こえません。
英語が聞こえるようになる仕組み
英語が聞こえる人は特別な能力があるわけではありません。
ただ、
音のパターンを知っている
だけです。
例えば
gonna
wanna
didja
これらは次の意味です。
going to
want to
did you
このような音の変化を知ることで、英語は急に聞こえるようになります。
つまり、
聞こえる英語は「経験」で増える
のです。
聞き取れない英語を聞こえる英語に変える手順
ここからが最も重要な部分です。
英語を聞こえるようにするには、次の手順を使います。
STEP1 まず普通に聞く
最初に音声をそのまま聞きます。
この時の目的は
「どれくらい理解できるか」
を確認することです。
全部理解しようとする必要はありません。
STEP2 聞き取れない部分を特定する
次に、
「どこが聞こえなかったか」
を確認します。
英語学習では、
曖昧なままにしない
ことが重要です。
ここでおすすめの方法が
ディクテーション
です。
STEP3 ディクテーション
ディクテーションとは、
聞こえた英語を書き取る練習
です。
例えば次の音声があったとします。
I’m gonna call you later.
書き取ると
I’m gonna ___ you later.
のように穴ができます。
この穴が
あなたの弱点
です。
STEP4 スクリプト確認
次に答えを見ます。
call
という単語が聞こえなかったとします。
ここで確認するのは
「なぜ聞こえなかったのか」
です。
理由は次のどれかです。
・単語を知らない
・発音を知らない
・音がつながった
・スピードが速い
原因を理解することで、次から聞こえるようになります。
STEP5 音読
ここで多くの人が見落とす重要なポイントがあります。
それは
発音できない音は聞こえない
ということです。
そのため、
スクリプトを見ながら
音読
をします。
おすすめは
3回〜5回です。
STEP6 シャドーイング
次に行うのが
シャドーイング
です。
音声の後ろから
追いかけるように発音します。
この練習は
・リズム
・発音
・スピード
を身につけることができます。
STEP7 もう一度聞く
最後にもう一度音声を聞きます。
すると、
さっき聞こえなかった部分が
驚くほど聞こえる
ことがあります。
これが
リスニングが伸びる瞬間
です。
このトレーニングを続けるとどうなるか
この方法を続けると、次の変化が起きます。
・音の境界が分かる
・音の変化が分かる
・スピードに慣れる
・英語のリズムが分かる
すると、
今まで
「ただの音」
だった英語が
意味のある言葉
として聞こえるようになります。
毎日どれくらいやればいい?
おすすめは
10分〜15分
です。
リスニングは
「量」より
質
が重要です。
例えば
30秒の音声を
・聞く
・書く
・確認
・音読
・シャドーイング
これだけでも大きな効果があります。
初心者におすすめの音声
初心者は次の条件を満たす教材を選びましょう。
・スクリプト付き
・短い音声
・理解度70%
難しすぎる音声は
ただの雑音
になります。
まとめ
聞き取れない英語を聞こえる英語に変えるには、
正しい手順が必要です。
重要な流れは次の通りです。
1 まず聞く
2 聞こえない部分を特定
3 ディクテーション
4 スクリプト確認
5 音読
6 シャドーイング
7 再度聞く
この流れを続けることで、
英語は確実に聞こえるようになります。
英語のリスニングは
「才能」
ではありません。
正しいトレーニングの積み重ね
です。
もし今まで英語が聞き取れなくて悩んでいたなら、ぜひこの方法を試してみてください。
きっと今までよりも、英語がクリアに聞こえてくるはずです。
