「何度も復習しているのに覚えられない」から卒業する方法
英語学習をしていると、こんな悩みにぶつかったことはありませんか?
- 単語を何回も見ているのに覚えられない
- 昨日覚えたはずのフレーズが今日は出てこない
- 復習しているのに成長している実感がない
- 「自分は記憶力が悪いのでは?」と不安になる
実はこれ、努力不足でも才能不足でもありません。
原因はただひとつ。
「反復=最強」という思い込みで勉強しているから
多くの人は
「覚えられない → もっと繰り返そう」
という発想で学習を続けます。
しかし、英語が伸びる人たちは
そもそも“反復のやり方”が違います。
彼らがやっているのは
ただの反復ではありません。
鍵は「想起トレーニング(思い出す練習)」
この記事では、
- なぜ反復だけでは覚えられないのか
- 想起トレーニングとは何か
- なぜ1回の想起が5回の復習より効果的なのか
- 英語学習での具体的な想起トレーニング方法
- 今日からできる実践ルーティン
を、初心者にも分かるように解説します。
なぜ「何度も復習しているのに覚えられない」のか?
まず大前提として理解しておいてほしいことがあります。
見るだけ・聞くだけの復習は「安心」なだけ
例えば英単語学習。
- 単語帳を眺める
- アプリでスワイプする
- 解説動画を見る
これらをやっていると、
「今日はちゃんと勉強したな」
という満足感が得られます。
しかし、この状態は脳にほとんど負荷がかかっていません。
脳は「楽な作業」をすぐ忘れる
人の脳はとても正直です。
- 楽に入ってきた情報 → 重要ではない
- 頑張って取り出した情報 → 重要
と判断します。
つまり、
見て分かった=覚えた「つもり」
思い出せた=本当に覚えた
この差が、英語が伸びる人と伸びない人の分かれ道です。
想起トレーニングとは何か?
想起(そうき)とは
「記憶を自力で思い出そうとする行為」のことです。
例を挙げます。
想起ではない勉強
- 単語帳を見て「ふむふむ」と読む
- フレーズを見て「知ってる」と思う
- 解説を聞いて理解した気になる
想起トレーニング
- 日本語を見て英語を言う
- 単語の意味を隠して答える
- 何も見ずにフレーズを口に出す
- 昨日学んだ内容を思い出して説明する
ポイントは「思い出そうとしているかどうか」
たとえ間違えてもOKです。
思い出そうとした瞬間に、脳はフル稼働します。
なぜ「1回の想起」が「5回の復習」より強いのか?
ここで重要な話をします。
記憶は「入力」ではなく「検索」で強化される
人は、
- 情報を受け取ったとき
ではなく - 情報を探し出したとき
に、記憶を強化します。
これは心理学・脳科学でも証明されており
**「テスト効果」**とも呼ばれています。
具体例で考えてみましょう
Aさん
- 単語帳を5回読む
Bさん
- 単語テストを1回する
数日後、覚えているのは
Bさんの方であることが多い。
なぜなら、
想起=脳に「これは重要だ」と教える行為
思い出すとき、脳は
- 記憶を探す
- 結びつける
- 回路を強化する
という処理をします。
だから、
想起した記憶は「使える記憶」になる
英会話で口から出てくるのは
このタイプの記憶です。
英語が伸びる人は「自分にテストを出している」
英語ができる人は、無意識にこれをやっています。
- 「これ英語で言えるかな?」
- 「昨日のフレーズ覚えてる?」
- 「この単語、説明できる?」
つまり、
勉強=自分へのクイズ
に変わっているのです。
一方、伸びない人は
- 教材を消化する
- 動画を見る
- ページを進める
ことが目的になっています。
英語学習で使える想起トレーニング5選
ここからは実践編です。
初心者でも今日からできる方法を紹介します。
① 日本語→英語の瞬間英作文
最も効果的で、会話力に直結します。
例:
- 私は疲れている → I’m tired.
- 今日は忙しい → I’m busy today.
- それはいいね → That sounds good.
ルール
- 3秒以内に言う
- 出なければOK、後で確認
単語帳を「テスト帳」に変える
やることは簡単です。
見る順番を逆にする
- 日本語 → 英語
出なかった単語だけチェック。
英語日記を“見ないで”言う
書いた英語日記を、
- 翌日
- 何も見ずに
- 口で言う
これだけで想起トレーニングになります。
シャドーイング+穴埋め
- 30秒音声を聞く
- スクリプトで穴埋め
- もう一度音読
聞くだけより何倍も記憶に残ります。
今日の学びを1文で言う
寝る前に
Today I learned new words.
I practiced speaking English.
これだけでOKです。
反復しなくていいのではなく「反復の質」が違う
誤解してほしくないのは、
反復が不要という意味ではない
大事なのは
「見る反復」ではなく「思い出す反復」
回数は少なくても
想起を含めれば記憶は強くなります。
忘れたときこそチャンス
想起トレーニングをすると、
- 思い出せない
- 間違える
ことが増えます。
でも、それは失敗ではありません。
思い出せなかった=脳が鍛えられた
この瞬間に記憶は強化されます。
忙しい人向け:最強10分ルーティン
毎日これだけ
- 3分:単語テスト
- 3分:瞬間英作文
- 2分:昨日の英語日記を言う
- 2分:今日の学びを1文
これで「反復しなくても覚えられる状態」に近づきます。
まとめ:英語が伸びる人は「思い出す前提」で学んでいる
今日の結論
- 覚えるより思い出す
- 見るより言う
- 理解より検索
- 反復の回数より想起の質
今日からの最小アクション
単語帳を
日本語→英語で3秒テストに変える
これだけで、英語学習は劇的に変わります。
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