英検4級必須文法10選:これだけ覚えればOK!

英検対策

〜中学英語の“核”を押さえて合格をつかもう〜

英検4級に合格するためには、「すべての文法を完璧に理解する」必要はありません。
むしろ、出る文法を確実に使えるようにすることが合格への近道です。

この記事では、英検4級のリーディング・ライティング・リスニングすべてに関わる
「頻出文法10項目」をわかりやすく解説します。


英検4級の文法レベルは「中1〜中2前半」

英検4級は、英語で身近なことを表現・理解できるレベル(CEFR A1程度)
つまり、「中1〜中2の前半までの文法」を使いこなせれば十分です。

出題傾向を見ても、

  • be動詞
  • 一般動詞
  • 現在進行形
  • 疑問文/否定文
  • 助動詞 can
    などが定番です。

英検4級に出る文法10選

ここからは、出題頻度の高い10項目を例文つきで紹介します。
これだけ覚えれば、文法問題はもちろん、リスニング・ライティングでも役立ちます!


① be動詞(am / is / are)

英語の基礎中の基礎。
「〜です」「〜にいる」「〜の状態」という意味を作る動詞です。

主語be動詞例文
IamI am a student.(私は生徒です)
You / We / TheyareYou are kind.(あなたは優しい)
He / She / ItisShe is my friend.(彼女は私の友達です)

💡 ポイント:
疑問文→ Are you a student?
否定文→ I am not a student.


② 一般動詞(play / like / study など)

「〜する」「〜をする」といった行動を表す動詞。
be動詞と混同しないよう注意!

  • I play soccer.(私はサッカーをします)
  • She likes music.(彼女は音楽が好きです)

💬 疑問文・否定文の形

種類例文
疑問文Do you play tennis?
否定文I don’t play tennis.
3人称He plays tennis. / He doesn’t play tennis.

ポイント
「3人称単数」(he / she / it)のときは 動詞にsをつける


③ 現在進行形(be動詞+動詞ing)

「〜しているところです」という今の動作を表す形。

  • I am studying English.(私は英語を勉強しています)
  • She is eating lunch.(彼女は昼食を食べています)

疑問文の形
Are you studying now?(今勉強していますか?)

ポイント
ingのつけ方に注意!

  • play → playing
  • run → running
  • come → coming

④ 過去形(動詞+ed / 不規則変化)

「〜した」「〜だった」という過去の出来事を表す形。

  • I studied English yesterday.
  • He went to the park last Sunday.

不規則動詞の代表例

原形過去形
gowent
havehad
dodid
seesaw
eatate

よく出る時間表現
yesterday(昨日)/last week(先週)/two days ago(2日前)など。


⑤ 助動詞 can(〜できる)

「〜できる」「〜してもいい」という意味を作る便利な文法。

  • I can play the piano.
  • She can speak English.

💬 疑問文・否定文

種類例文
疑問文Can you swim?
否定文I can’t swim.

ポイント
canは「be動詞」「一般動詞」とは違って、常に後ろは動詞の原形!


⑥ There is / There are(〜があります)

「〜がある/いる」を表す構文。
英検リスニングでも頻出です。

  • There is a park near my house.
  • There are many books on the desk.

単数→is/複数→are
例外表現: There is some water.(水があります)など「数えられない名詞」はisを使います。


⑦ 比較級(〜より〜だ)

「AはBより〜です」というときに使います。

  • Tom is taller than Ken.(トムはケンより背が高い)
  • This book is more interesting than that one.(この本はあの本より面白い)

作り方

種類例文
短い形容詞big → bigger, tall → taller
長い形容詞important → more important

than の後ろに比較対象を置くのを忘れずに!


⑧ 疑問詞(What / Where / When / Who / How)

英検では質問文のリスニング・リーディングで必ず登場します。

疑問詞意味例文
WhatWhat do you like?
WhereどこWhere do you live?
WhenいつWhen do you get up?
WhoWho is that man?
HowどうやってHow do you go to school?

ポイント
疑問詞+do/does+主語+動詞+?
例:Where does he play soccer?


⑨ 命令文(〜しなさい/〜するな)

シンプルに「相手に行動を促す」文です。

  • Open the door.(ドアを開けて)
  • Don’t run here.(ここで走らないで)

注意

  • 主語は書かない
  • 否定は「Don’t+動詞」

⑩ 動詞+前置詞(句動詞)

英検4級では「動詞+前置詞」で意味が変わる表現がよく出ます。

表現意味例文
look at〜を見るLook at the picture.
listen to〜を聞くI listen to music.
wait for〜を待つShe is waiting for her friend.
talk to〜と話すHe is talking to his teacher.

ポイント
to, for, at などの前置詞を省略しないこと!


効率的な文法学習のコツ

①「文法書」より「例文」で覚える

英検4級レベルでは、文法ルールを頭で理解するより
例文で使える形を体で覚える方が早く定着します。

→「I am happy.」「You are kind.」「She is a teacher.」のように
声に出して練習するのが効果的です。


② 書く・話す両方で使う

英検4級はライティングやスピーキングも評価対象。
書いて覚えるだけでなく、「話して使う」練習を取り入れましょう。

💬 例:
Q. What sport do you like?
A. I like soccer because it’s fun.


③ 1日1項目ずつ復習

10文法を一気に覚えるのは非効率です。
1日1テーマでじっくり理解し、例文を3つずつ練習するのがおすすめです。


🏁 まとめ:「これだけ」で英検4級の文法は十分!

文法ポイント
① be動詞状態を表す
② 一般動詞行動を表す
③ 現在進行形〜している
④ 過去形〜した
⑤ can〜できる
⑥ There is/are〜がある/いる
⑦ 比較級〜より〜だ
⑧ 疑問詞何/どこ/誰など
⑨ 命令文〜しなさい
⑩ 動詞+前置詞意味が変わる表現

この10項目を使いこなせれば、
英検4級の文法問題はもちろん、ライティング・リスニング・スピーキングでもスムーズに対応できます。

文法は「覚える」より「使う」。
今日から1文ずつ声に出して、“使える英語”を身につけましょう!

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