「英検4級に挑戦したいけど、どれくらい勉強すればいいの?」
「部活や習い事で忙しいけど、短い時間で合格できる方法は?」
そんな疑問を持つ受験生や保護者の方のために、この記事では1日30分の学習で英検4級に合格するための効率的なスケジュールを紹介します。
3か月前からの計画、1か月前の集中対策、直前1週間の仕上げ方まで具体的に解説していきます。
英検4級の出題形式と合格ラインを知ろう
まずは敵を知ることから。英検4級は以下の構成になっています。
- リーディング(短文・会話文・長文読解)
- ライティング(25語程度の短い英作文1問)
- リスニング(会話文・短文・説明文)
合格基準はCSEスコアで設定されていますが、目安としては正答率60〜70%程度を取れれば十分合格圏です。
👉つまり、全問正解を目指す必要はなく、基礎を確実に固めればOKです。
勉強スケジュールの考え方
英検4級に必要な学習時間は、およそ30〜50時間といわれています。
これを毎日30分に分けると、約3か月で十分に合格ラインへ到達できます。
【3か月前〜1か月前】基礎固め期
最初の2か月は「土台づくり」が中心です。
学習の優先順位
- 単語・熟語を覚える(最優先)
→ 中1・中2レベルの基礎単語を毎日10語ずつ。
例:school, apple, read, play, because, before - 文法の確認
→ be動詞、一般動詞、現在進行形、過去形、can、疑問詞など「必須文法10選」を反復。 - リスニングの耳慣らし
→ 毎日5分でもいいので英語音声に触れる。子供向けアニメやNHK基礎英語がおすすめ。
1日の学習モデル(30分)
- 単語暗記(10分)
- 文法練習(10分)
- リスニング(10分)
この時期は「理解」よりも「慣れる」ことを意識しましょう。
【1か月前〜2週間前】実践演習期
試験まで1か月を切ったら、過去問や問題集を使って実戦練習を始めましょう。
学習の優先順位
- 過去問演習
→ 週に2回は過去問を解く。答え合わせをして「なぜ間違えたか」を確認。 - ライティング対策
→ 「意見+理由2つ」のテンプレートを暗記。
例- I like English.
- First, it is fun.
- Second, I want to study abroad.
- リスニング強化
→ 過去問CDやアプリを活用。聞き取れなかった部分はスクリプトを確認し、
音読・シャドーイングで補強。
1日の学習モデル(30分)
- 過去問または問題演習(15分)
- ライティング練習(5分)
- リスニング(10分)
この時期は「点を取る練習」を意識して、試験形式に慣れておきましょう。
【直前1週間】仕上げ期
いよいよ本番直前。新しいことには手を出さず、「今ある知識を磨き上げる」期間です。
学習の優先順位
- 単語の復習
→ 覚えた単語を総復習。苦手だけをまとめたリストを作って最後にチェック。 - ライティングの型確認
→ 本番でパニックにならないよう、テンプレートを紙に書き出して練習。 - 耳慣らしリスニング
→ 毎日短時間でも英語を聞く。スクリプトを見ながら音読も効果的。
本番前日の過ごし方
- 新しい勉強はしない
- 単語帳を軽く流す
- リスニングを5分聞いて耳を慣らす
- 早めに寝て集中力を温存する
まとめ:英検4級は「毎日30分」で十分合格可能!
- 3か月前〜1か月前:単語・文法の基礎固め
- 1か月前〜直前:過去問演習とライティング対策
- 直前1週間:復習と仕上げ
忙しい中学生や小学生でも、毎日30分の積み重ねで合格は十分可能です。
大事なのは「完璧を目指さず、基礎を確実にする」こと。
英検4級は「英語学習のスタート地点」。
この試験を通じて、自信を持って次のステップ(英検3級)へ進みましょう!