英検4級は、初級レベルの英語力を測る資格試験ですが、その中でもリスニングは得点源になりやすいパートです。
しかし、何も対策せずに本番を迎えると、聞き慣れないスピードや発音に戸惑ってしまうことも。
この記事では、英検4級リスニングの出題傾向と、効率的に得点アップを狙う方法をご紹介します。
英検4級リスニングの試験概要
英検4級のリスニングは大きく3つのパートに分かれています。
パート | 内容 | 問題数 | 特徴 |
---|---|---|---|
Part 1 | 会話文の応答選択 | 約10問 | 短いやり取りを聞き、適切な返答を選ぶ |
Part 2 | 会話内容理解 | 約10問 | 少し長めの会話から内容を理解する |
Part 3 | 説明文+質問 | 約10問 | ナレーションを聞いて正しい情報を選ぶ |
全体で約30問・30分。
問題は1回だけ音声が流れます。
出題傾向とよくあるシチュエーション
英検4級のリスニングは日常的な場面が多く、難しい専門用語はほとんど出ません。
主なシチュエーションは以下の通りです。
- 学校生活(授業・クラブ活動・友達との会話)
- 家族や友人との会話
- 買い物・レストラン
- 天気や時間のやり取り
- 趣味や予定について話す
頻出テーマ例
- 時間:「What time is it?」→ 時間を答える問題
- 場所:「Where is the library?」→ 場所を答える問題
- 行動:「What is she doing?」→ 動作を答える問題
高得点を狙うための3つのステップ
ステップ1:語彙力を固める
頻出単語をあらかじめ覚えておくと、音が聞き取れた瞬間に内容を推測できます。
例:
- eat(食べる)
- play(遊ぶ)
- read(読む)
- apple(リンゴ)
- bus(バス)
ステップ2:音の変化に慣れる
英語は単語同士がつながったり、省略されたりします。
例:
- “I am” → “I’m”
- “What do you” → “Whaddya”
映画・音声教材・英検公式問題集で、こうした変化に慣れておきましょう。
ステップ3:本番形式で練習する
- 公式問題集や過去問を時間を計って解く
- 1回目は答え合わせだけ、2回目はスクリプトを見ながら音声を確認
- 聞き取れなかった原因(語彙不足・スピード慣れ・発音の聞き間違い)を分析する
実践的な解き方のコツ
- 音声が流れる前に選択肢を先読み
→ 出題されそうな情報(数字・色・動作など)に目星をつける - キーワードに集中する
→ 全文を聞き取る必要はありません。重要単語だけで答えられる問題が多いです。 - 迷ったら第一印象を信じる
→ 聞いた直後の印象が正解率が高い
試験直前1週間の追い込み法
- 毎日15分だけでも英語音声を聞く(耳慣らし)
- 苦手なパートだけ集中的に練習
- 単語帳は新しいものより復習を重視
- 本番時間に合わせて模擬練習(午前試験なら午前に)
まとめ
英検4級リスニングは、日常英会話に近い内容で構成されています。
出題傾向を把握し、よく出るシチュエーションと単語に慣れておくことが、最短で点数を伸ばすコツです。
- 基礎単語・フレーズを覚える
- 音の変化を理解する
- 本番形式で練習する
この3つを意識して勉強すれば、確実にスコアアップが狙えます。
#英検4級 #英検対策 #英検リスニング #英検勉強中 #英語試験対策 #リスニング練習 #耳トレ #英語耳 #毎日英語 #リスニング力アップ #英語学習 #英語勉強中 #コツコツ勉強 #資格勉強中 #学習記録