英語で説明する力を鍛える「言語化トレーニング」とは?初心者でも今日から始められる実践法

英会話勉強

はじめに

「英語で自己紹介はできるけれど、何かを説明してくださいと言われると急に話せなくなる。」

そんな経験はありませんか?

英語学習を続けている人の多くが、単語や文法はある程度知っているにもかかわらず、
「説明する力」に苦手意識を持っています。

例えば、

  • 自分の仕事を説明する
  • 趣味について話す
  • 日本の文化を紹介する
  • 道案内をする
  • 商品やサービスを説明する

このような場面では、「知っている英語」を並べるだけでは足りません。

必要なのは、「頭の中にある情報を整理して、相手に分かりやすく伝える力」です。

この力は近年、「言語化力」と呼ばれることが多く、
日本語でもビジネススキルとして注目されています。

実は、この言語化力を鍛えることは、英語力アップにも非常に効果的です。

この記事では、英語で説明する力を身につけるための
「言語化トレーニング」の方法を詳しく紹介します。


英語が話せない原因は「単語不足」だけではない

英語が話せない理由として、

「単語をもっと覚えないといけない」

と思う人は少なくありません。

もちろん語彙力は重要です。

しかし実際には、

知っている単語だけでも十分説明できることがたくさんあります。

例えば、

「スマートフォンを説明してください。」

と言われたらどうでしょう。

難しい単語を使わなくても、

“It’s a small computer.”

“You can call people.”

“You can use the Internet.”

“You can take pictures.”

これだけでも十分伝わります。

つまり、

説明する力とは、

難しい英語ではなく、

「簡単な英語を組み合わせる力」

なのです。


言語化とは何か?

言語化とは、

頭の中にあるイメージや考えを言葉にすることです。

例えば、

「犬」

という言葉を見たとき、

頭にはいろいろなイメージが浮かびます。

  • 動物
  • 四本足
  • 鳴く
  • ペット
  • 散歩する

このイメージを言葉として整理することが言語化です。

英語では、

“It’s an animal.”

“It has four legs.”

“It is popular as a pet.”

“It likes playing with people.”

このようになります。

つまり、

英語で説明する力とは、

英作文ではなく、

イメージを言葉に変える練習なのです。


日本語で説明できないことは英語でも説明できない

非常に重要なのが、

日本語でも説明できないことは、

英語でも説明できないということです。

例えば、

「Wi-Fiって何?」

と聞かれたら、

意外と説明に困りませんか?

「電波でインターネットにつながるもの」

くらいしか出てこない人も多いでしょう。

つまり、

英語以前に、

説明する習慣がないのです。

だからこそ、

まずは日本語でも説明する癖をつけることが大切です。


まずは3文で説明する練習をする

初心者におすすめなのが、

3文ルールです。

例えば、

「コーヒー」

なら、

Coffee is a drink.

Many people drink it every morning.

It helps people wake up.

たった3文です。

長く話そうとすると止まってしまいます。

まずは、

1つのテーマを3文で説明する練習を繰り返しましょう。


身の回りの物を説明する

説明力は、

身近な物ほど練習しやすくなります。

例えば、

  • ペン
  • 財布
  • パソコン
  • 時計
  • 自転車
  • ノート
  • 冷蔵庫
  • テレビ

などです。

例えば、

「ペン」

It’s a pen.

We use it to write.

Many students use it every day.

これだけで十分です。

毎日5個説明するだけでも、

説明する力は大きく伸びます。


「何・用途・特徴」の順番で話す

初心者におすすめの型があります。

① 何か

② 用途

③ 特徴

例えば、

「電子レンジ」

It’s a microwave.

We use it to heat food.

It is very useful.

この順番なら、

どんな物でも説明できます。

型を覚えることで、

考える時間も短くなります。


「比較」を入れると説明が上手になる

説明上手な人は、

比較を使います。

例えば、

A bicycle is slower than a car.

But it’s cheaper.

And it’s good for exercise.

比較すると、

相手もイメージしやすくなります。

難しい単語より、

分かりやすい比較の方が伝わります。


5W1Hを意識する

説明に困ったら、

5W1Hを使いましょう。

  • What
  • Who
  • When
  • Where
  • Why
  • How

例えば、

「寿司」

What is it?

Who eats it?

When do people eat it?

How do people make it?

これだけでも、

自然に説明が広がります。


「なぜ?」を繰り返す

説明が短く終わる人は、

「なぜ?」

を繰り返してください。

例えば、

I like coffee.

Why?

Because it helps me wake up.

Why?

Because I work every morning.

これだけで、

会話はどんどん深くなります。


AIを使った言語化トレーニング

今はAIを使えば、

一人でも説明練習ができます。

例えば、

“Please ask me to explain everyday objects.”

と言えば、

AIが質問してくれます。

“What is a bicycle?”

“What is Japanese curry?”

“What is your job?”

など、

説明問題を出してくれます。

答えたあと、

“Please correct my English.”

と言えば、

自然な英語に修正してくれます。

英会話教室より気軽に練習できます。


シャドーイングだけでは説明力は伸びない

シャドーイングは、

発音やリズムを身につけるには最適です。

しかし、

説明する力は少し別です。

説明する力には、

自分で考える時間が必要です。

つまり、

インプットだけではなく、

アウトプットも欠かせません。


「知っている単語」で説明する癖をつける

初心者は、

知らない単語が出ると止まります。

しかし、

別の言い方をすればいいのです。

例えば、

「電子辞書」

Electronic dictionary

が分からなくても、

“It’s a small machine.”

“You can look up words.”

“It’s useful for students.”

十分伝わります。

これを

Paraphrasing(言い換え)

と言います。

英語上級者ほど、

言い換えが上手です。


毎日1分の説明練習

おすすめは、

毎日1分だけ説明することです。

例えば、

今日のお題

「財布」

明日は

「傘」

その次は

「スマートフォン」

たった1分でも、

365日続ければ365個説明できます。

英語は継続が最も大切です。


説明した内容を録音してみよう

自分では話せているつもりでも、実際に録音して聞いてみると、「えーっと」「あの…」が多かったり、同じ表現を何度も繰り返していたりすることがあります。

スマートフォンの録音機能を使って、30秒から1分程度の説明を録音してみましょう。

聞き返すことで、

  • 話すスピード
  • 発音
  • 文法の間違い
  • 説明の順番

などを客観的に確認できます。

さらに、その音声をAIに文字起こししてもらい、改善点を教えてもらうのもおすすめです。


「説明できる=理解している」ということ

誰かに物事を説明できるということは、その内容を自分自身が理解している証拠です。

逆に、説明できない場合は、知識があいまいだったり、
情報を整理できていなかったりする可能性があります。

そのため、英語で説明する練習は、英語力だけでなく思考力や整理力も鍛えてくれます。

仕事でもプレゼンテーションでも、日常会話でも役立つ一生もののスキルと言えるでしょう。


まとめ

英語で説明する力は、難しい単語や複雑な文法を覚えることだけでは身につきません。

大切なのは、頭の中にある情報を整理し、シンプルな英語で相手に伝える習慣を作ることです。

今日から実践できるポイントをまとめると、

  • 難しい単語ではなく簡単な英語で説明する
  • 3文ルールで話す
  • 「何・用途・特徴」の型を使う
  • 身近な物を毎日説明する
  • 5W1Hを使って話を広げる
  • 「なぜ?」を繰り返して内容を深める
  • 言い換え(Paraphrasing)を意識する
  • AIを活用して質問・添削を受ける
  • 自分の音声を録音して改善する
  • 毎日1分でもアウトプットを続ける

英語で説明する力は、一朝一夕では身につきません。
しかし、毎日少しずつ言語化トレーニングを続けることで、
「知っている英語」を「使える英語」へと変えていくことができます。

完璧な英語を話そうとする必要はありません。

まずは身近なものを一つ選び、3文で説明するところから始めてみてください。

その小さな積み重ねが、海外旅行や仕事、英会話で自信を持って話せる未来につながっていきます。

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