英単語が覚えられない。
何度も単語帳を開いているのに、次の日にはもう思い出せない。
- 100個覚えたはずなのに、翌日50個落ちている
- 3周したのに、また最初から知らない単語みたいになってる
- やればやるほど「自分は記憶力が悪い」と落ち込む
- もう何冊目の単語帳かわからない
もしあなたがこう感じているなら、まず安心してください。
英単語が覚えられないのは「才能」の問題ではありません
ほぼ全員が“覚え方”を間違えているだけです
英単語暗記で多い誤解はこれです。
「復習回数を増やせば覚えられる」
もちろん復習は重要です。
でも、もっと大事なことがあります。
結論:5回復習するより、1回の覚え方を工夫した方が早い
なぜなら、英単語が定着しない最大の理由は
1回目の記憶が“薄すぎる”から
薄い記憶は、何回復習しても薄いままです。
逆に、1回目で脳に刺さる覚え方をすれば、復習回数は自然に減ります。
この記事では、英語初心者・やり直し英語の方でもできるように
- 1回の学習で定着率を最大化する方法
- 忘れにくい単語の作り方
- 勉強時間が少なくても単語力が伸びるコツ
- 具体的なテンプレ(手順)
をわかりやすく解説していきます。
1. そもそも英単語が覚えられない原因は「復習不足」じゃない
まず最初に、少し厳しいことを言います。
英単語が覚えられない人は、多くの場合…
「復習していない」のではなく
「覚え方が雑」なんです
ただし、これは悪い意味ではありません。
学校でも、単語帳でも、ほとんどの人は “雑な覚え方” しか教わっていないからです。
たとえばこんな覚え方をしていませんか?
よくある「覚えられない暗記」
- 単語帳を上から順に眺める
- 英語→日本語で読んで「ふーん」となる
- 書きまくる(ただの作業)
- 何周もするけど、思い出す訓練がない
これ、暗記っぽく見えるのですが…
実は「記憶に残らない勉強」の代表例
なぜなら脳は、次の性質を持っているからです。
2. 脳は「重要な情報」しか覚えない
人間の脳は、すべての情報を保存しません。
- 生きるのに必要
- よく使う
- 感情が動いた
- 印象的だった
- 失敗して悔しかった
- 体験とセットだった
こういう情報だけを「重要」と判断して残します。
つまり英単語学習で必要なのは…
脳に「これは重要だ」と錯覚させる工夫
この工夫を1回目に入れてしまえば、
「復習の回数」に頼らなくても勝てます。
3. “覚える”じゃなく“思い出す”が記憶の本体
英単語学習で最大のポイントはこれです。
覚える=見る
ではなく
覚える=思い出す(テストする)
たとえば…
- apple=りんご(を見る)
よりも - りんご→apple(思い出す)
こちらの方が圧倒的に記憶に残ります。
この「思い出す」という行為は、学習用語で
想起(そうき)=retrieval
と言います。
記憶に残る英単語学習は、すべてこの想起でできています。
4. 5回復習する人より、1回目に工夫した人が伸びる理由
復習はたしかに大切です。
でも、復習だけでは限界があります。
たとえば、薄い記憶に何度触れても…
- 「見たことある気がする」
- 「なんとなくこんな意味」
- 「テストになると思い出せない」
になりがちです。
これはつまり…
学習が「認識」止まりで、「定着」していない状態
英単語は「見てわかる」よりも先に
“言える”状態まで持っていく必要がある
だからこそ、
5回復習より1回の工夫
が効いてくるわけです。
5. 1回目で記憶に残す!英単語暗記の工夫10選
ここからが本編です。
英単語を記憶に残すための工夫を、実践しやすい順に紹介します。
工夫①:3秒テスト(思い出せないなら覚えてない)
これは最強です。
単語を見るとき、こうします。
- 日本語を見る
- 英語を言う
- 3秒以内に出なければ「×」
例
「疲れた」→ tired(3秒以内?)
出ないなら復習へ。
出たなら次へ。
工夫②:英語→日本語は「確認」でしかない
英語→日本語は確かに簡単です。
apple → りんご
busy → 忙しい
でもこれは…
“理解”であって“記憶”ではない
英会話に必要なのは
日本語→英語(口から出す)
なので、学習の7割は「日本語→英語」にしてください。
工夫③:例文を1つだけ作って覚える(最短最強)
単語単体は忘れます。
だから、英単語は必ず1つだけ例文を作る。
例)
busy(忙しい)
I’m busy today.
(今日忙しい)
これだけで、その単語は「使える情報」になります。
工夫④:自分の生活に寄せる(自分ごと化)
脳は“自分のこと”を優先保存します。
だから、例文はあなた仕様にします。
例)
- I’m busy with work.(仕事で忙しい)
- I’m tired after work.(仕事後疲れてる)
- I study English at night.(夜英語勉強する)
これをやるだけで、記憶は強烈になります。
工夫⑤:イメージ化(脳は文字より映像)
単語を見た瞬間、頭で映像を作ります。
- run → 走ってる自分
- drink → コーヒー飲む
- cook → 料理中の自分
これを脳内で1秒で作れるようになると、
暗記が驚くほどラクになります。
工夫⑥:「音」を入れる(発音とセットで暗記)
音が入ってない単語は弱いです。
なので単語学習では必ず
- 発音を聞く
- まねして言う
をやります。
たった5秒でOKです。
工夫⑦:似てる単語は“比較”して覚える
記憶は比較で強くなります。
たとえば
- borrow(借りる)
- lend(貸す)
これは混乱する代表例ですが、比較すると一撃です。
I borrow a pen.
I lend a pen.
工夫⑧:「仲間」で覚える(カテゴリ暗記)
単語をバラバラに覚えると、すぐ忘れます。
カテゴリでまとめると脳が整理できます。
例)
- food(食べ物)
- feelings(気分)
- work(仕事)
- travel(旅行)
特に初心者は「日常カテゴリ」だけで十分です。
工夫⑨:1単語につき“使う練習”を入れる
覚えた単語は、その日に3回使えばほぼ勝ちです。
声に出す
例文で使う
英語日記で使う
これで「記憶」から「自分の言葉」に変わります。
工夫⑩:全部復習しない。苦手だけ残す
暗記が苦手な人ほど、全部復習しがちです。
でもそれは
努力の方向がズレている
やるべきは
間違えた単語だけ復習
できた単語は卒業
このルールで単語学習は爆速化します。
6. 最強テンプレ:英単語が最速で増える学習手順
ここまでの工夫を「毎日ルーティン」に落とすとこうです。
1日10分でOK!英単語暗記テンプレ
STEP1(3分):新しい単語10個
- 英語を見る
- 日本語を確認
STEP2(5分):日本語→英語3秒テスト
- 出なければチェック
STEP3(2分):チェック単語だけ例文音読
翌日(3分):チェック単語だけ再テスト
これだけで、単語の定着率が変わります。
7. 「覚えたのに忘れる」は負けじゃない
英単語暗記で何より大切なのはメンタルです。
忘れるたびに
- 自分はダメだ
- できない
- 向いてない
となる人がいますが、それは完全に誤解です。
忘れる→思い出す
これが記憶の強化
つまり忘れること自体が、上達のプロセス。
まとめ:英単語は“回数”より“濃さ”で決まる
最後にまとめます。
今日の結論
- 英単語が覚えられないのは普通
- 復習より「1回目の工夫」が最強
- 見るのではなく“思い出す(テスト)”
- 例文+自分ごと化で記憶に刺さる
- 苦手だけ復習すれば時間が増える
今日からの最小アクション
単語帳の使い方を、1つだけ変えてください。
日本語→英語(3秒テスト)
これだけで暗記効率は別物になります。
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